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農事メモ3月号

水 稲
種子準備の方法と手順
1.播種までの流れ
 塩水洗(選種) → 水洗・水切 → 消毒 → 浸種 → 催芽 → 播種
表1 塩水洗濃度の目安
稲の種類 比 重 水10ℓに加える食塩量
うるち 1.13 2.01 kg
も ち 1.08 1.22 kg

2.消毒の手順





大きめの容器に種籾の2倍の水を入れます。
①にテクリードCフロアブルとスミチオン乳剤を溶かし混合液を作ります。(表2を基準にしてください)
②に種籾の袋を24時間(1日)浸します。
浸し終わったら、種籾を袋からあけて、1~2日間日陰で乾かします。
表2 消毒液材希釈倍率
薬剤名 適用病害虫 希釈
倍率
使用方法
テクリードC
フロアブル
籾枯細菌病、苗立枯細菌病
ごま葉枯病、ばか苗病
いもち病、褐条病、苗立枯病
 200
種子4kg(10a)あたり40mlを水8ℓで希釈して使用してください。
スミチオン
乳 剤
イネシンガレセンチュウ 1000
種子4kg(10a)あたり8mlを水8ℓで希釈して使用してください。

3.浸 種
 種子は1日の平均気温が積算で100℃に達すると発芽してきます。浸種日数は水温によって異なり、4月初め頃では5~7日程度です。水温は10℃~20℃で行ってください。20℃以上になると発芽不良になり、10℃以下では種子消毒剤の効果が落ちます。また、浸種の際に使用する水が少ないと吸水ムラによって発芽が不揃いになるため、種子と水の割合は1対2以上の割合で行いましょう。
4.催 芽
 30℃~32℃で1日~2日を基本にします。
5.播 種
 3月下旬ではまだ気温が低く、緑化が順調にいかず育苗障害が発生するため、4月に入って1日の平均気温が10℃以上になる時期を播種の早限とします。
6.出 芽
 育苗器の温度は、32℃以上の高温になると苗立枯症状を起こしやすくなるため、30~32℃とします。2~3日で鞘葉が1cmくらい出た頃に緑化に移行しますが、育苗器内では温度や湿度を一定に保つため、カバーなどで隙間風を防ぐとともに、育苗器内の水盤にはたっぷりと水を張って覆土が乾かないようにします。
7.緑 化
 出芽が終われば、育苗器内の温度を下げて弱い光に当て、苗の緑化を促します。緑化は育苗器の透明カバーだけにして、2~3日置きます。この期間を緑化期といい、低温に慣らす意味でも重要な期間です。
 苗丈を伸ばすために育苗器内に長く置いて徒長させている例がありますが、苗を軟弱化し低温障害も受けやすく硬化が遅れます。通常3cm以上には伸ばさないようにしましょう。
8.硬 化
 緑化期が終わり移植するまでを硬化期といいます。この期間は苗の生長を促し、外気に慣らして日光にも十分あてて、充実した活着のよい苗に育てます。

ビニールハウスでの管理
 ビニールハウスではおもに、潅水と温度管理です。苗が小さいときは吸水も少なく床土も乾きにくいので、潅水し過ぎないように注意しましょう。反対に移植前になれば苗も大きく、気温も上がるので、晴天の日は水不足にならないように1日2回くらいは潅水が必要になります。
 温度調節は、ハウスの開閉で行い、昼間の最高気温は35℃以上、夜間は10℃以下にならないようにしましょう。
みずかがみを栽培される方は、薬剤による消毒を行わず、必ず薬剤を使わない温湯消毒を行っていただきますようお願いします。

野 菜
土づくりに取り組みましょう
 堆肥は、落ち葉や籾殻、バーク(樹皮)などの植物質残渣、ウシやニワトリなどの家畜糞、生ごみなどの有機物を微生物の力で分解したものです。堆肥は一般に肥料分は少なめで、肥料としてよりも土壌改良資材としての効果を期待して施します。
腐葉土は肥料成分が少ないものの、土を良くしてくれます
 腐葉土は、落ち葉を積み重ね、長時間かけて腐熟させたものです。そのため、肥料分はわずかしか含みません。
 腐葉土を混ぜると、土壌有機物が増えて腐植の元となり、土がふかふかになります。通気性・排気性(水はけ)が良くなり、保水性や保肥力も向上します。
堆肥には種類があります
 堆肥には、植物性堆肥、家畜糞堆肥、生ごみ堆肥などがあります。
 特に、家畜糞堆肥はチッ素とカリに多く、土に施すと微生物が活発に活動し、タンパク質などの有機態チッ素を植物が利用しやすい無機態チッ素に変えて根に供給します。
有機物を鋤き込んで、排水性と保水性を高めましょう
 畑の土が湿り過ぎていると、土の中の酸素が不足し、水分を好む野菜でさえ根の生育が悪くなり、やがて根腐れを起こして枯れることがあります。
 そのため、畑の排水性を良くすることはとても重要になります。土の排水性を良くするには、団粒構造のふかふかの土を作ることです。排水性の良くない畑では、土づくりのときに腐葉土や牛糞堆肥などの有機物をたっぷりと前面に鋤き込んでやります。また、深耕や天地返しを行って、深いところの土を掘り起こしてほぐし、空気に触れさせることも大切です。
 なお、畝の高さを20cmほどと高くすることも、水はけが良くなり効果的です。
 保水性(水もち)を良くするにも、排水性を良くするのと同様に、腐葉土や牛糞堆肥などの有機物をたっぷりと全面に鋤き込んで、団粒構造の土を作るのが基本です。
 団粒構造の土は、排水性と保水性という相反するように思われる性質を両立させます。それ自体に保水性があるパーライト(真珠岩系)やバーミキュライト(ひる石)を土に混ぜる方法も効果的です。
 土づくりは、良い野菜を育てるには不可欠なことなので、土壌改良資材をうまく利用して土づくりを行いましょう。
 また、多くの野菜はph5.5~6.5の弱酸性から微酸性が適しており、アルカリに傾いた土壌では生育が悪くなったり、品質が著しく低下したりするものもあるので、やみくもに施用せず、注意して施用しましょう。
phの数値を1上げるには(目安)
壌質土 保肥力の弱い砂質土 粘度土
1㎡あたり 200g
1aあたり 2kg
1㎡あたり 100g
1aあたり 1kg
1㎡あたり 300g
1aあたり 3kg
(苦土石灰使用例散布量目安)

phの数値 野 菜 名
酸 性 5.0 ~ 5.5 ジャガイモなど
弱酸性 5.5 ~ 6.0 パセリ、サトイモ、トウモロコシ、ダイコンなど
微酸性 6.0 ~ 6.5 トマト、ナス、キュウリ、ニンジン、キャベツ、レタスなど
中 性 7.0 ホウレンソウ、タマネギ、ゴボウ、アスパラガスなど


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